猫の街に小旅行。谷中ぎんざ商店街で「猫」と「七福猫」探しをしよう!
世界の人を招く猫の街
さまざまな姿の「猫」に会える猫の街が東京にあります。
谷中ぎんざ商店街です。
どこか懐かしい独特の雰囲気があり、東京在住の人でも小旅行の気分で遊びに行くことができます。
谷中ぎんざ商店街で出会えるのは、昼寝をする地域の「猫」だけではありません。
猫に関連した小物、食べ物、全て見つけると幸せになれる「七福猫」まで多種多様です。
谷中ぎんざ商店街には、国内外からたくさんの旅行客が訪れています。
私自身も、海外の友達が東京に来た時は、一緒に猫の街に小旅行をしました。
下町情緒にあふれた景色の中、地域の「猫」や「七福猫」を探すのが楽しみの1つです。
「猫」や「七福猫」を見付けるのは簡単ではありませんが、あるコツを知っていれば、探しやすくなります。
今回は、「猫」と「七福猫」探しについてこっそりお伝えしますね。
猫の街で地域の猫を探す
しかし、猫は常に移動しているので、いつも会えるわけではありません。
・裏道
私の経験では、 この条件下で猫に会える確率が高かったように感じました。
車の下や、塀の下などの狭い場所にいました。
ところで、私達がいつも見ている「日本の猫」の中には、実は海外では珍しい種類も多くいます。
例えば尾が短く曲った猫。
ジャパニーズボブテイル (Japanese bob tail) と呼ばれ、海外で珍しがられています。
私の海外の友達は、日本の猫を見てとても喜んでくれました。
猫の街で七福猫を探す
谷中ぎんざ商店街に入ると、多くの人が上からの視線を感じるでしょう。
屋根の上に、木彫りの猫が座っています!
商店街には、このような木彫りの猫が7体あり、「七福猫」の愛称で親しまれています。
商店街の振興事業として、平成20年に設置されました。
大きさや色などがそれぞれ異なるようです。
さらに商店街を進み、残りの6体を探します。
ある店の軒先で、旅行客が日本酒を飲んで休憩しています。
あっ、屋根の上に猫がいます。
2体めの「七福猫」です!
では、上を見ていれば「七福猫」は見つかるのでしょうか?
いいえ、見つかりません。
谷中ぎんざ商店街を上から下まで探す必要があります。
今度は路上で見つけました。
こま犬のように1対になった「こま猫」です。
名前は「あニャン・うんニャン」です。
これで商店街を1往復しました。
残りの3体はまだ見つかっていません。
同じ道を往復して探します。
植木の後ろ
机の陰
店の中(今はしっぽを怪我しています)
商店街をくまなく探し、やっと7体を見つけました。
「七福猫」の場所は移動するので、行く度に違う場所にあります。
今回は、全部見つけるまで3往復もしました!
「七福猫」を全て見つけると、幸せになれると言われています。
みなさんに幸せが訪れますように。にゃー。
おまけ
日本は空前の猫ブームです。
猫は多くの人を魅了してやまない存在です。
谷中ぎんざ商店街は、猫の持つ魅力を活用することで、観光商店街として発展しました。
しかし、谷中ぎんざ商店街の魅力は「猫」だけではありません。
ここでしか味わうことのできない個人商店の味、そして美しい景色があります。
①グルメ
メンチカツ
ラーメン
かき氷(生姜と黒豆の味です)
かき氷店の店内は暖房が効いていて、冬でもおいしく食べられました。
独自のスイーツを出すおしゃれなカフェも多く、甘いもの好きの女子や男子も満足できます。
②夕焼け
商店街には「夕焼けだんだん」という名前の階段があります。
階段の上まで行くと、とても綺麗な夕焼けを見ることができます。
時間は、日没の1時間前がおすすめです。
日没の1時間前の様子
この写真を撮影した時、テレビ局のカメラも私の脇で撮影していました。
「七福猫」やグルメ、街の景観など、商店街の魅力の根底にあるのが、おもてなしの心です。
細かいところまで気を配り、訪れた人を幸せな気分にするような工夫が施されています。
猫の街に幸せの小旅行に出かけてみてはいかがでしょうか。
谷中ぎんざ商店街の公式ホームページです。
この記事を書いている人
東京で獣医師をしているNanaといいます。
両親は台湾出身ですが、日本で生まれ、日本で育ちました。
私は大学に入ってから中国語を勉強しました。
中国語を学び、台湾にいる親戚や友人と話せるようになりました。
驚いたのは、彼らが日本にとても興味を持っていること。
そこで、日本に興味を持ってくれる人に私からも生の情報を伝えたい。
同時に、日本に住んでいる人にも新たな発見をしてほしい。
そんな「独自のモノづくり」を目指し、文章を書くことに没頭しています。